自転車屋の生き物歳時記 ミンミンゼミ

8月9日

水曜日

長崎原爆祈念日

自転車屋の生き物歳時記

ミンミンゼミ

いつもは

クマゼミの鳴き声しか聞こえないが

今朝は少しだけ

ミンミンゼミの鳴き声を耳にした。

ミンミンゼミもおったんやな。

ミンミンゼミ

(ミンミン蝉、学名 Hyalessa maculaticollis) は、カメムシ目半翅目)・ヨコバイ亜目(同翅亜目)・セミ科に分類されるセミの一種。

和名通りの「ミーンミンミンミンミンミー…」という鳴き声がよく知られている。

成虫の体長は33〜36mmほど。

幅が狭い頭部と太くて短い腹部をもち、

太く短い卵型の体型をしている。

ただし翅が体に対して大きく、

翅を含めるとアブラゼミとほぼ同じ大きさになる。

体色は胸部と腹部の境界付近が白いが、

他は黒地の地に水色や緑色の斑紋があり、

日本産のセミとしては

比較的鮮やかな体色をしている。

黒斑部がほとんどなく青緑色主体の個体もおり、

これらはミカドミンミンと呼ばれる。

また、

このセミはアブラゼミ

ニイニイゼミなどとは異なり、

ヒグラシやエゾハルゼミと同じく森林性である。

東京23区や横浜市仙台市などでは

例外的に街中でもミンミンゼミが数多く生息する。

ミンミンゼミは、

アブラゼミクマゼミと比べると暑さに弱い、とする仮説がある。

まず愛知県では、

名古屋市など夏の暑さが非常に厳しい地域では

このセミがほとんど生息していない。

その一方、

知多半島南部や渥美半島西部など、

夏に涼しい海風が卓越し

最高気温の上昇が抑えられる地域には

多数生息している。

中でも特に涼しい

伊良湖岬渥美半島の先端部)では、

生息密度が非常に高い。

なおアブラゼミクマゼミには

このような地域によっての偏在傾向はなく、

名古屋市中心部でも毎年多数発生しており

ごく普通に見ることができる。

また鹿児島県では、

市街地には全く生息していないが

海沿いの鬱蒼とした樹林には

局地的に多数生息している。

これに関しても、

日中に海風が入り涼しい所を好んで棲んでいることがうかがわれる。

このように、

ミンミンゼミは暑さを好まず

涼しい環境を好む傾向の強いセミである。

日本国内では

北海道南部から九州、対馬甑島列島に分布する。

このうち、

北海道・屈斜路湖の和琴半島にある

ミンミンゼミ生息地が分布北限とされ、

1951年に

国指定の天然記念物に指定された

(「和琴ミンミンゼミ発生地」)。

「和琴半島のミンミンゼミ個体群」が

北海道のレッドリスト

「地域個体群」の指定を受けている。

東日本では

平地の森林に生息し、

都市部の緑地などでも多いが、

西日本では都市部にはほとんど生息しておらず、

やや標高が高い山地を好んで生息している。

成虫は7月〜9月上旬頃に発生し、

サクラ、ケヤキアオギリなどの木によく止まる。

例外だが、

京阪神地区や広島市街地では

夏の終わりに緑地帯などで生息数は少ないが

鳴き声が聞かれることもある。

年にもよるが

大体8月の終わりから9月初旬に

発生のピークとなっているようである。

つまり、

暑さが少し収まる時期になって、

ミンミンゼミが活発に活動し始める

というわけである。